岩手県にある日本三大鍾乳洞のひとつ「龍泉洞」。
今回は4歳・5歳・9歳の子ども3人を連れて、家族で龍泉洞へ行ってきました。
きっかけは、
「洞窟に行ってみたい!」
「コウモリがいるかもしれない!」
という子どもたちの興味から。
実際に行ってみると、想像していた以上に本格的な洞窟探検。
透明度の高い水や青く輝く地底湖、間近で見られる鍾乳洞など、大人も子どもも楽しめました。
一方で、
「4歳でも最後まで歩ける?」
「洞窟の中は寒くない?」
「どんな靴で行けばいい?」
など、子連れだからこそ気になるところもあります。
この記事では、4歳・5歳・9歳の子どもたちと実際に龍泉洞へ行って分かったことを、子連れ目線で紹介します。
龍泉洞へ!盛岡からでも意外と遠い
今回龍泉洞を訪れたのは、9月22日。
盛岡にある実家から向かいました。
10時過ぎに盛岡を出発して、途中で「道の駅 三田貝分校」に立ち寄り、龍泉洞に到着したのは13時20分ごろ。
盛岡からでも、車で1時間半ほどかかります。
仙台から向かう場合は、盛岡まででも約2時間半。
そこからさらに龍泉洞まで向かうことを考えると、なかなかの長距離ドライブです。
小さい子どもがいるなら、途中でトイレ休憩を挟んだ方がいいと思います。
途中休憩に「道の駅 三田貝分校」

途中で立ち寄ったのが「道の駅 三田貝分校」。
学校をモチーフにした道の駅で、ここでトイレ休憩を挟みました。
そして、個人的におすすめしたいのが揚げパン。
これがおいしい。
龍泉洞までの道のりは長いので、子連れならこういった場所で一度休憩を入れておくと楽だと思います。
龍泉洞に到着!思った以上に「観光地」

龍泉洞へ向かう道中は、それほど人も多くなく、
「本当にこの先に有名な観光地があるの?」
と思うくらい。
ところが龍泉洞に到着すると、一気に人が増えて「観光地に来た!」という雰囲気になります。
一番近い駐車場は混んでいましたが、近くの物産館側にも駐車場があり、今回は駐車場所に困ることはありませんでした。
龍泉洞の基本情報
龍泉洞は、岩手県岩泉町にある鍾乳洞です。
訪れる時期によって営業時間が異なるので、事前に確認しておくのがおすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間(5月〜9月) | 8:30〜18:00 |
| 営業時間(10月〜4月) | 8:30〜17:00 |
| 大人(高校生以上) | 1,100円 |
| 小・中学生 | 550円 |
| 未就学児 | 無料 |
| 駐車場 | あり |
| ベビーカー | 洞内は利用不可 |
| トイレ | 洞内にはなし |
| 龍泉新洞科学館 | 同じチケットで見学可能 |
※営業時間・料金などは変更になる場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
龍泉洞の料金|未就学児は無料

今回訪問したときの料金は、
- 大人:1,100円
- 小・中学生:550円
- 未就学児:無料
でした。
わが家の場合、4歳と5歳は無料、9歳の長男は小学生料金です。
チケットの券売機には少し列ができていました。
ところが、その奥にある対面のチケット売り場は誰も並んでおらず、すぐ購入できました。
たまたまかもしれませんが、券売機が混んでいるときは対面販売の方も確認してみるといいかもしれません。
チケット購入後、龍泉洞の入口にも列はなく、そのまますぐに入ることができました。
4歳・5歳・9歳と龍泉洞の中へ!

子どもたちは最初からワクワク。
「コウモリいるかな?」
と探しながら洞窟に入っていきます。
暗い洞窟なので、小さい子は怖がるかな?とも思いましたが、わが家の子どもたちは大丈夫でした。
その理由のひとつが、洞内のライトアップ。

青っぽい光で照らされていて、怖い洞窟というよりも「探検している」感覚が強かったようです。
そして入って比較的早い段階で、透明度の高い水を見ることができます。
これが本当にきれい。
最初にこの景色を見ることで、一気に龍泉洞の世界に引き込まれました。
地底湖は大人でも足がすくむほどの透明度
龍泉洞で特に印象に残ったのが、やっぱり地底湖。
青くライトアップされた水はとても神秘的です。
そして何より驚いたのが、その透明度。
底まで見えるような感覚があって、あまりに透明なので、見ていると少し足がすくむほど。
写真でもきれいですが、実際に目の前で見ると深さや水の透明感まで感じられます。
洞窟の壁もすぐ近く。
鍾乳洞の岩肌を見たり、石の冷たさを感じたりと、「見る」だけではなく体感できるのも龍泉洞の面白いところでした。
今回一番龍泉洞にハマっていたのは、9歳の長男だったと思います。
地底湖を見たり、鍾乳洞を観察したり、そして一生懸命コウモリを探したり。
残念ながら今回はコウモリを発見できませんでした。
暗い中をかなり頑張って探したんですけどね(笑)。
小学生くらいになると、ただ洞窟を歩くだけでなく「これはどうなっているんだろう?」と、より深く楽しめる年齢になってくるのかもしれません。
4歳でも龍泉洞を最後まで歩けた
子連れで一番気になるのが、
「小さい子でも最後まで歩ける?」
というところだと思います。
今回、4歳の子も抱っこすることなく最後まで自分で歩けました。
洞窟自体はそれなりに長さがありますが、次々と景色が変わるので、子どもにとっては「探検」に近い感覚。
途中で飽きて「抱っこ!」となることもありませんでした。
ただし、ベビーカーでの見学は難しいです。
洞内には階段や坂があり、場所によってはかなり急なところもあります。
※今回訪れた日は繁忙期の一方通行ルートでした。通常時とは観光ルートが異なる場合があります。
一部にかなり急な坂あり!靴はスニーカーがおすすめ
龍泉洞の中で特に気になったのが、途中にある急な坂。
長さ自体は5mほどだったと思いますが、体感では「45度くらいあるんじゃない?」と思うほど急でした。
そこを越えてしまえば比較的平坦な場所も多いのですが、雨の影響などで床が濡れていると滑りそうで少し怖いです。
ヒールなどでは歩きにくいと思います。
子連れならもちろん、大人もスニーカーなどの歩きやすい靴がおすすめです。
4歳の子どもでも危険すぎてドキドキするような場面はありませんでしたが、階段や急な坂では手をつなぐなど、普段のお出かけと同じような注意は必要です。
もちろん洞窟内を走り回るのは危険。
ゆっくり歩いて見学することが前提です。
龍泉洞は寒い?9月はパーカーでちょうどよかった

今回訪れた日の入口表示は、
外気温19.0℃、洞内14.6℃。
わが家は家族全員パーカーを着て入りました。
これがちょうどよかったです。
途中で暑くなって脱ぎたくなることもなく、「寒すぎる!」ということもありませんでした。
周りを見ると、Tシャツ1枚の人もいれば、ウインドブレーカーやパーカー、なかにはダウンを着ている人も。
寒さの感じ方はかなり個人差がありそうです。
子連れなら、脱ぎ着して調節できる上着を用意しておくと安心だと思います。
雨の後は上から落ちてくる水にも注意
そして今回、寒さ以上に気になったのが「水」。
訪問前に雨が降っていたこともあり、洞窟内では上からかなり水滴が落ちてきました。
雨漏り……という表現が正しいのか分かりませんが、とにかく結構濡れます(笑)。
わが家もパーカーのフードをかぶって歩きました。
雨の後に龍泉洞へ行く場合は、濡れてもいい服装やフード付きの上着があると便利です。
龍泉洞の所要時間は子連れで約30分だった
写真の撮影時間を確認してみると、今回龍泉洞に入ったのが13時43分ごろ。
外に出たのが14時10分ごろでした。
そのため、洞窟内の見学時間は約27分。
4歳・5歳・9歳を連れて、写真を撮ったり地底湖を見たりしながら進んでこのくらいです。
子どもたちも最後までぐずることなく、個人的にはちょうどいい長さでした。
訪れた日は洞内もそれほど混雑しておらず、ほとんど自分たちのペースで見学できました。
写真を撮るために長時間待つこともありませんでした。
入口付近を見て、人が少なそうなタイミングで入れば、さらにゆっくり見られると思います。
洞窟を出た後も楽しめる!焼き魚と握りたておにぎり


龍泉洞を出たあとは昼食。
敷地内には、おにぎりを販売しているお店があります。
今回は、
- ツナマヨ:350円
- たくあん:300円
のおにぎりを購入。
岩泉産のお米を使っていて、注文後に握ってくれるようでした。
握りたてを食べられることを考えると、コンビニのおにぎりと比べても個人的には割安感があります。
ただし、このおにぎり屋さんがかなりの人気。
訪れた日は行列ができていて、一つひとつ握っているためか、列の進みはゆっくりでした。
時間に余裕を持っておいた方がいいと思います。
イワナや鮎の串焼きがうまい!
そして、おにぎり屋さんの隣では魚の串焼きも販売されていました。
イワナや鮎、鮭などがあり、価格は500〜600円ほど。
これがめちゃくちゃおいしかった。
子どもたちも串に刺さった魚をおいしそうに食べていました。
観光地でこういうものを食べると、それだけで思い出になりますよね。
おにぎり屋さんが入っている建物には、ほかにも食事ができる場所があります。
今回は利用しませんでしたが、しっかり昼食を取りたい場合はこちらを利用するのもよさそうです。
龍泉洞の敷地内では川で石積みも楽しめる

龍泉洞で意外だったのが、洞窟を出たあとも子どもが遊べること。
敷地内にはきれいな川が流れていて、河川敷では石をバランスよく積んで遊ぶことができます。
川の中に入って遊ぶというより、河川敷で石積みを楽しむイメージです。
時間があれば、子どもたちはかなり集中して遊びそう。
今回は雨の後だったため川が増水していて、流れもかなり強くなっていました。
水量が多い日は川に近づきすぎないよう注意が必要です。
洞窟だけなら30分程度でしたが、食事や川での遊び、売店なども含めると、龍泉洞全体で2時間くらい見ておくと余裕を持って楽しめると思います。
トイレは複数あり。ただし洞窟内にはない
子連れだと気になるトイレですが、龍泉洞では特に困りませんでした。
おにぎり屋さんなどが入っている建物の2階にもトイレがあり、そのほかにも敷地内に何ヶ所かあります。
ただし、洞窟内にトイレはありません。
洞窟に入る前に、子どもには一度トイレに行かせておいた方が安心です。
男性用トイレについては、私が確認したところおむつ替えスペースは見当たりませんでした。
女性用トイレについては確認していないため分かりません。
龍泉新洞科学館は今回スルー
龍泉洞の観覧券では、龍泉新洞科学館も見学できます。
本当は行ってみたかったのですが、今回は時間の関係でスルーしました。
というのも、もう一つ行きたいところがあったから。
帰りは道の駅いわいずみでジェラート

龍泉洞から移動して、「道の駅いわいずみ」にも立ち寄りました。
目的は岩泉ヨーグルトを使ったジェラート。
道の駅自体の営業時間には間に合っても、ジェラートのお店は16時まで。
今回はかなりギリギリでしたが、なんとか滑り込めました。
岩泉といえばヨーグルトも有名なので、時間に余裕があれば龍泉洞と一緒に立ち寄るのもおすすめです。
龍泉洞は4歳でも楽しめた!ただし仙台からは遠い
今回、4歳・5歳・9歳の3人を連れて龍泉洞へ行きましたが、結果としては3人とも楽しめました。
4歳でも抱っこなしで最後まで歩けましたし、暗い洞窟を怖がることもありませんでした。
特に楽しんでいたのは9歳。
鍾乳洞を間近で見て、石の冷たさを感じて、地底湖の深さや透明度に驚いて、そしてコウモリを探す。
実際に見て、触れて、感じる面白さが分かる年齢になってきたからこそ、より楽しめたのかもしれません。
一方、仙台から行くとなると、とにかく移動距離が長い!
帰りは東北道を使っても三陸道を使っても、それなりの長旅になります。
それでも、
三田貝分校の揚げパンを食べて、洞窟を探検して、地底湖を見て、焼き魚を食べて、川で石を積んで、最後に岩泉ヨーグルトのジェラート。
一日を振り返ってみると、思っていた以上にいろいろな体験ができました。
「龍泉洞を見るためだけに遠くまで行く」と考えると少し迷う距離かもしれません。
でも、道中の寄り道まで含めて一日のお出かけとして考えると、かなり思い出に残る場所だったと思います。
東北の子連れお出かけはこちらも
岩手県には、龍泉洞以外にも子どもと楽しめるスポットがあります。


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