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はじめに
「このまま毎日が過ぎていくのかな。」
仕事に大きな不満があるわけでもない。
家族にも恵まれている。
それでも、お金や仕事、将来のことを考えると、漠然とした不安を感じることはありませんか?
私もそんな一人です。
『夢をかなえるゾウ』シリーズは、今回の『夢をかなえるゾウ0』を含めてすべて読んでいます。
最初にこのシリーズを手に取ったのは、人生を大きく変えたいと思ったからではありません。
古本屋で有名なタイトルを見つけ、「読んでみようかな」と軽い気持ちで買ったのがきっかけでした。
自己啓発本には少し苦手意識がありましたが、このシリーズはガネーシャが主人公へ課題を出していく物語形式なので、とても読みやすく、「これなら自分にもできそう」と思える課題ばかりでした。
今回は、その中でも『夢をかなえるゾウ0』を読んで感じたことを書いていきます。

『夢をかなえるゾウ0』のあらすじ
『夢をかなえるゾウ0』は、「夢をかなえる方法」ではなく、「夢を見つける方法」がテーマの物語です。
主人公は、今の生活に大きな不満はないものの、「このままでいいのだろうか」と漠然とした迷いを抱えています。
そんな主人公の前に現れたガネーシャが、これまでと同じようにユニークな課題を出しながら、本当にやりたいことや夢を見つけるためのヒントを教えてくれます。
自己啓発本でありながら物語として楽しめるので、「難しい本は苦手」という人でも読みやすい一冊です。
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一番印象に残った言葉は「最高の楽しいは、わからないを含む」
この本で一番心に残ったのは、
「最高の楽しいは、わからないを含む」
という考え方です。
子どもの頃を思い返すと、毎日が初めての連続でした。
初めての遊び。
初めて行く場所。
初めて会う友達。
「わからない」ことばかりだったのに、それが楽しかった。
一方、大人になると失敗したくない気持ちが強くなり、どうしても経験したことがあるものを選びがちです。
私自身もそうでした。
新しいことよりも、失敗しないことを優先してきた気がします。
でも、ブログを書き始めてからは、SEOやAIなど、毎日のように「わからないこと」と向き合っています。
正直、大変です。
それでも、一つずつできることが増えていく感覚は、とても楽しい。
この言葉を読んで、「楽しいことを探す」のではなく、「わからないことへ一歩踏み出すこと」が、本当の楽しさにつながるのかもしれないと思いました。
一番共感したのは主人公の「動けない気持ち」
この本を読んでいて、実は一番共感したのはガネーシャではありません。
主人公でした。
会社に不満を持ちながらも、なかなか行動できない。
その姿が、とてもリアルでした。
私も、副業やブログを続けながら、
「このままでいいのかな。」
と思うことがあります。
一方で、
「今の生活を崩して失敗したらどうしよう。」
という気持ちもあります。
家族がいるからこそ、簡単には挑戦できません。
だからこそ、主人公が少しずつ変わっていく姿に、
「よく言った!」
「その一歩、大事だよな。」
そんな気持ちで読み進めていました。
共感できたこと、少し考え方が違ったこと
印象に残った課題の一つに、「苦手な人の本質を考える」というものがありました。
この考え方は大切なんだろうなと思います。
ただ、正直に言うと、自分とは少し考え方が違いました。
私は、苦手な人を無理に理解しようとして疲れてしまうくらいなら、適度な距離を保つ方が心は楽だと思っています。
別の本でも、「合わない人とは距離を取っていい」という考え方に触れたことがあり、その言葉にも共感しました。
だから私は、「そういう考え方の人なんだな」と受け止めるくらいの距離感で付き合っていければ十分だと思っています。
本を読むと、すべてをそのまま受け入れる必要はありません。
共感できる部分もあれば、「自分は少し違うかな」と感じる部分もある。
そんな読み方ができるのも、このシリーズの魅力だと感じました。
読み終わって、自分が変えようと思ったこと

この本を読んでから、自分の中で一つ決めたことがあります。
何かを選ぶ場面では、できるだけ「知らない方」を選んでみようということです。
例えば、
- 行ったことのない場所へ行く
- 食べたことのないメニューを頼んでみる
- やったことのないことに挑戦してみる
もちろん、大きな挑戦ではありません。
家族がいると、仕事を辞めたり、大きなリスクを取ったりすることは簡単ではありません。
でも、小さな挑戦なら誰にも迷惑をかけずに始められます。
そして、その小さな積み重ねが、新しい楽しさや発見につながるのかもしれません。
子どもたちが教えてくれる「わからない」を楽しむこと
最近は、子どもたちが
「ここ行きたい!」
「あれやってみたい!」
とよく言います。
以前なら、
「また今度ね。」
と言ってしまうこともありました。
でも今は、できる範囲なら付き合ってみたいと思っています。
子どもの好奇心に付き合うことは、自分にとっても新しい体験になります。
もしかすると、大人になって失いかけていたワクワクを思い出させてくれるのは、子どもたちなのかもしれません。
こんな人におすすめ
『夢をかなえるゾウ0』は、
- 毎日を何となく過ごしている人
- 今の生活に不満はないけれど、「このままでいいのかな」と感じている人
- やりたいことが分からない人
- 自己啓発本は苦手だけど、物語なら読めそうな人
そんな人に読んでほしい一冊です。
夢を見つけよう、と肩に力を入れる必要はありません。
まずは一日10分でもページをめくってみてください。
読書は、それだけでも気分転換になりますし、この本が人生を少し違う方向へ進めるきっかけになるかもしれません。
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総合評価 ★★★☆☆(3.0/5)
シリーズ作品として十分楽しめましたが、私の中では『夢をかなえるゾウ1』のインパクトが非常に大きかったため、今回は★3としました。
良かったところ
- 自己啓発本が苦手でも読みやすい物語形式
- 「夢をかなえる」より「夢を見つける」というテーマが新鮮
- 日常の小さな行動に落とし込みやすい課題が多い
気になったところ
- ガネーシャの課題の中には、自分とは少し考え方が違うと感じるものもあった
- シリーズを読んでいる人には、似た雰囲気に感じる部分もある
一言感想
『夢をかなえるゾウ0』は、人生を劇的に変えてくれる本というより、「毎日に少し彩りを加えてくれる本」だと感じました。
人生を大きく変える必要はありません。
いつもと違うメニューを頼んでみる。
行ったことのない場所へ行ってみる。
子どもの「やってみたい」に付き合ってみる。
そんな小さな「わからない」を選ぶことが、毎日を少しだけ楽しくしてくれる。
40歳になった今だからこそ、この本のメッセージが心に残りました。

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