皆さん、こんにちは、こんばんは。あおみつです。
先日、こんな本を読みました。
「サクッとわかるビジネス教養 行動経済学」阿部誠 監修
私たちの日々の行動は、自分で決めていると思っていても
実は、無意識のうちに動かされているという。
テレビのCMや、スーパーの商品の陳列、仕事のマネジメントまで
いろいろなものが影響して、自分の行動を決定していくんですが、
そう言うものがあるんだ、と思うことで、
今後の生活に活かせるし、仕事の成果も上げやすくなる。
そんな行動経済学の基本を知っていきましょう!
いろんな内容が書いてありましたが、
ここでは自分がビジネスに使えそうだなと思ったものを紹介していこうと思います。
詳しくは是非書籍を読んでみて下さい。
行動経済学の考え方
まず、「行動経済学」って何?ってところなんですが、
ズバリ!行動経済学とは「マーケティング」です。
ビジネスマンにとって耳馴染みがある言葉ですね。
人間は自分に利益が出るように合理的に行動すると経済学では考えられてきました。
ただ、人って必ずしも合理的に行動しないよね!ってこと
多くありませんか?
「わかってるけど、できない」そんな行動をとってしまうのが人間なんです。
欲しい洋服を買うためにダイエットを頑張るけど、
今日走ったから〜少しぐらいケーキ食べても大丈夫…
こんな非合理的な行動も鑑みて、
心理学と経済学を掛け合わせたのが「行動経済学」なんですね。
人間らしい心の動き
ここでは「ヒューリスティック」と言う考え方をみていきましょう。
人は何かを決めるときに、直感ですぐ決める決め方と
熟考して決める決め方があります。
この直感で決めるプロセスをヒューリスティックと言います。
CMで印象に残っていたり、興味のあるものに目がいく、
テレビなどの情報を鵜呑みにしてしまうことなど
直感で決めるための経験値が、判断材料になっているんですね。
ただ、これが全ての決定に影響を与えるかというと
そうではなく、思い込みや、他人の視線、今と言う時間の重要性
いろいろな部分が絡み合ってきます。
逆に言うと、その行動を導くために、このプロセスを活用して
決めさせることができれば、
行動経済学を利用できますよね。
行動経済学の実用編
1初頭効果とピークエンドの法則を活用する
ビジネスにおいて、第一印象はとても大切です。
初訪問や、担当の入れ替わりなど、お客様と初めて会う機会が多い営業マンですが
どう考えても、しわくちゃの服で無精髭を生やしていくより、
ピシッとスーツを着て、身だしなみを整えたほうが第一印象がいいですよね。
ここで大事なのは、第一印象のイメージがその後に影響を与えると言うことです。
最初に悪いイメージを与えてしまうと、その後イメージを回復させるのは
思った以上に大変です。
そして、第一印象と同じように大事なのは最後の去り際です。
例えば、お客さんと商談をした時に、振り返ってお客さんが思い出すのは
最も盛り上がった時の感情と最後の印象なんだそうです。
つまり、最後に盛り上がって終われば、
あの人の商談は楽しかったなと思ってもらえると言うことです。
これができれば、次につながる話ができたと言ってもいいんじゃないでしょうか。
2極端の回避効果で選択を誘導
次は自然と提案していたり、自分も経験あるかもしれません。
例えば、食事のランクが松・竹・梅とあれば、どれを選びますか?
こだわりがない人であれば、ほとんどの人が竹を選ぶんじゃないでしょうか?
つまり選んで欲しい商品を真ん中において、それより高いものと
安いものを一緒に提案することで、選択を誘導していく方法です。
しかも選ぶと言う行動により、買わないと言う選択肢を
排除していくという効果もあります。
3単純接触効果
これはもう単純に何回も会うと言うことです。
人は何回も会っていると、好感を持ち親近感を得られるそうです。
メールやDMでも効果は得られるようなので、
昔に言っていた足で稼ぐと言うのも、あながち間違いではないんですね。
確かに、インスタやTikTokで、何回も流れてくると、
あった事もないのに親近感湧いてきてますもんね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は経済行動学という少し硬めな話でした。
私がこの本を手に取った理由も、
仕事の成績が上がらないけど、具体的にどうしていいかわからない。
とりあえず、何かしないと、と思ったからでした。
人は、いきなり劇的に変わることは難しいと思っています。
ただ、少しずつできることを増やして成長できるはずです。
実用編では、すぐできることを書いたつもりです。
何をしていいか迷っているかたは、とりあえずやってみませんか?
一緒に頑張っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではでは。
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