皆さん、こんにちは、こんばんは。あおみつです。
少しずつ暖かくなって、花粉で鼻水と戦いながら記事を書いています。
さて、日銀がマイナス金利解除を決定したそうです。
今まで、なんとなくマイナス金利の話をニュースで聞いてきましたが、
「マイナス金利解除か?」「マイナス金利継続か?」
のような話題で、そのマイナス金利ってどんなものなんだっけ?と
思っている方もいるのではないでしょうか。
実際、私もマイナス金利が導入されてから、資産の話や投資の話に興味を持ち始めたので
なんとなくはわかるけど、詳しく説明してと言われても…
な状況でした。
なので今回は、そんなマイナス金利ってなんだっけ?を解消していけたらと思います。
マイナス金利ってなに?
そもそもマイナス金利政策というのは、日本銀行の政策になります。
皆さん、「銀行の銀行」という言葉は聞いたことあるでしょうか?
私たちが普段使っている民間の銀行がありますよね、
私たちから集めたお金を使って企業に融資をしたり、
私たちにローンなどでお金を貸してくれたりするわけです。
そして使わなかったお金を銀行が預ける先として、日本銀行があります。
普通はお金を預けると、金利がついてお金が多く戻ってきますよね。
(今の金利はあってないようなものですが)
本当であれば、民間銀行が日本銀行にお金を預ければ
日本銀行から金利、つまり利子がついてお金が増えて返ってくるはずが、
マイナス金利になると、逆にお金が減りますよことになるんですね。
そうすると、民間銀行は日本銀行にお金を預けにくくなり、
融資や住宅ローンなどで、私たちにお金を使ってもらおう
と、なるわけです。
そもそもなんでマイナス金利になったの?
簡単にいうと、景気を回復させよう!経済を発展させよう!という狙いが
あったんですね。
銀行が融資をしやすくすれば、企業は新規事業にチャレンジできるし、
雇用も産んで、経済が循環すると考えられていたんですね。
アベノミクスと呼ばれる政策でした。
ただ、うまく経済が発展しなかったことや、コロナショックが
あったことで、金利を戻すタイミングが計れず
ずるずるとここまできてしまっていたんです。
マイナス金利が解除になったら?
さて、気になるのがマイナス金利が解除されたらどうなるの?
という部分ですよね。
株や為替に影響が出ることなどが言われてますが、
株をやってない人にはあまり関係ない話でしょう。
私たちに深く関係してるのはこの2つなんじゃないかと思います。
- 車や住宅ローンの金利
- 会社の雇用
まずニュースでもやっているローンの金利ですね。
その中でも比重が大きい住宅ローンについて。
今現在ローンを組んでいる人の約7割が変動金利を選択してるといいます。
名前の通り金利が変動して高くなる可能性がありますね。
ただ今回のマイナス金利の解除は−0.1から0金利までにする
とのことなので、住宅ローンも0.1上がるかどうかというところが
予想されてるようです。
ここら辺は各銀行によるところなので、今借りてる銀行の住宅ローンについて
確認してみてください。
ここでいきなりグーンと上がるようでは、借り換えを検討した方が
良いかもしれません。
さてここで一つ変動金利の住宅ローンの金利が上がると
話題になるのが、5年ルールと125%ルールです。
『金利が上がっても支払う金額は5年変わらない』
『現在払っている金額より125%以上の金額の上昇は認めない』
ってやつですね。
注意しなくてはいけないのは、支払う金額が変わらなくても
金利は上がってるってことです。
わかりやすく大げさに書くと
現在100,000円月々返済していて
(内訳:元金80,000円・利息20,000)
金利が上がると
100,000円月々返済
(内訳:元金75,000円・利息25,000)
元金が減らないので期間終了後に返済がまだ残ってるという
ことになり得ますので、ここは注意必要です。
返済金額変わらないなら、金利なんて関係ないね、
と思ってたら痛い目見ることになります。
会社の雇用についても、銀行から融資を受けられなくなると
倒産の可能性が出てきてしまうところも
あるのではないでしょうか。
今年に入って、コロナの補助金がなくなったことで
倒産している会社が増えているそうです。
今後はさらに増えるかも。
今勤めてる会社もどうかな?と頭に入れておくだけでも
気にしてみてください。
まとめ
どうでしたか?
かなりざっくり書いたので、もっと知りたいと思った方は、自分で調べてみても良いかもしれません。
今回の記事を読めば、ニュースの内容がよりわかってくると思います。
今、結構大きな変換期にきてますよ。
ここで乗り遅れないよう、ついていきましょう。
ではでは。
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