皆さん、こんにちは、こんばんは。あおみつです。
さて皆さんは「こども誰でも通園制度」って聞いたことありますか?
これは政府の少子化対策や子育て支援の施策の中の一つになります。
実際に対象年齢がいる親からの目線も合わせて紹介していければと思います。
ちなみにこちらは、今現在保育園に通ってる、幼稚園に通ってるという
お子様には、あまり関係のない話じゃないかなと思います。
では、いってみましょう。
こども誰でも通園制度ってなに?
今現在、施策をおこなっている仙台市のホームページを見てみましょう。
「こども誰でも通園制度(仮称)」とは、保護者の方の就労要件などを問わず、こどもを誰でも保育所などの施設に通わせることができる新たな制度です。令和8年度から全国的にスタートする予定とされています。
この「こども誰でも通園制度(仮称)の試行的事業」では、本格的な実施に先駆け、普段保育所などに通っていないご家庭のお子さんを対象に、実施施設において月10時間以内の定期的な預かりを行うことで、集団生活の機会を通じたお子さんの育ちを応援するとともに、保護者の子育てに関するお悩みに対してアドバイスなどを行います。
仙台市ホームページより
書いてある通りですが、
つまりは
保育園などに通ってない子に集団生活を体験させよう!
子育てで親子ともに孤独にならないようにしよう!
ということですね。
家で子育てをしている方がたは、日々いろいろな不安が尽きないと思います。
その解消には、とても有意義ですし、活用して、親もリフレッシュできれば
子育てにもいい影響が出てくると思います。
ただ現状は、
- 対象年齢が0歳から3歳未満
- 対象施設が4施設(令和6年5月現在 仙台市)
- 抽選申し込み制(現在は終了)
などハードルは結構高いと感じますね。
これからさらに検討を重ねて、施設や人数の拡充が期待されるところです。
そもそもこの制度をやってない市町村もありますので、お住まいの
役所のホームページを確認してみて下さい。
預かる側はどうなの?
預ける側にはメリットがありそうですが、
預かる側、つまり保育園側はどうなんでしょうか?
はっきりいって、本当にできるの?というのが私の感想です。
子どもを預けているだけの私からみても
保育士の仕事はかなり大変だと感じています。
その中で、普段通園していない0歳から2歳の子どもが
予約制とはいえいきなり入ってくるわけですよね?
年度の初めは「慣らし保育」というものがあるくらい
少しずつ保育園や先生に慣らしていくんですが、
0歳は慣れない環境でギャン泣き
1歳2歳はママ・パパと離れてギャン泣き
月10時間以内で、これをクリアし子育ての悩みを解消できるのかは
疑問を感じますね。
保育士の負担もかなり高くなります。
普段の保育で時間を持て余してる先生なんて、ほぼいないに等しいのに
保育慣れしてない子どもの対応で
普段通ってる子どもたちをおろそかにするわけにはいかないしで
かなり酷使されると思います。
その分給料が上がるのか定かじゃないですしね。
施設的には、子どもが減って経営の手助けにもなる施策だとは思いますが
慎重にやるべきか判断してほしいですね。
まとめ
今回は、「こども誰でも通園制度」について書いてみました。
子育ては、一人でいるとどんどんネガティブになっていくことがあります。
外に出て、他の方の話を聞くだけでも気持ちが楽になることもあります。
そんな時に、この制度を利用してみてはいかがでしょうか?
いろいろ書きましたが、
保育士の先生方には、日々感謝ですね。
どんどん制度が良くなって、
子ども、親、保育士、全員が幸せになるといいですね。
ではでは。
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